ゴルファーの自身の発言や考えが上達の妨げになっているというのは意外に多くあります。
「やっぱり上手くいかないなぁ」「やっぱりおれは100を切れないなぁ」という発言や考えが自分の心の中に壁を作ります。
この壁というのはほとんどが自分で作ってしまっています。よく100の壁、90の壁と言われますが、その壁を作っているのは、紛れもなく本人なのです。
発言や考えを繰り返すことにより無意識のうちに自分の中に壁を作ってしまいます。
この壁は百害あって一利なしです。
壁を作らないためにどうすればいいのか?それはまずはマイナスの発言をしないこと。絶対にマイナス言葉に口に出さないようにすること。
ラウンド中、口にする言葉とゴルフのパフォーマンスは大きく関係し合っています。
スポーツのパフォーマンス中にポジティブな発言が多い場合と、ネガティブな発言が多い場合では、パフォーマンスの結果が大きく変わります。
ゴルフのラウンド中、「このパターは絶対入る」「このティーショットは難しいが必ずフェアウエイに打てる」「なんていいコースなんだろう」などのポジティブな発言をしながらラウンドする場合と、
ラウンド中「やっぱりオレってヘタクソだなぁ」「またスライスしそうな気がする」「ナイスショットする気がしない」などネガティブな発言をしながらラウンドする場合とでは、前者の方が平均スコアが良くなります。
自分が発する言葉により、脳が催眠術のように自己暗示にかかります。
タイガー・ウッズは、ラウンド中自分が優勝することだけしか考えていないそうです。ミスをする自分は全く頭を過ぎらず、自分自身を鼓舞し、「自分が優勝すると信じなければ誰が信じるのか?」と自身を奮い立たせるそうです。
「技術的な壁」「スコアの壁」というのは自分自身の発言や行動で作られてしまいます。
ポジティブな発言、考えをすることにより、「壁」が作られるのを防ぐことができます。
自分の発言は自己暗示です。
マイナスな自分の発言は自分に呪いをかけてしまいます。
実際にマイナス発言しないようにラウンドするとマイナスなことを言わないのはとても困難と感じます。
逆にこれは、今までそれだけ普段普通にマイナスな発言をしておりそれに慣れていたということです。
いきなり18ホールではなく、まずは3ホールからスタートしてください。最初の3ホールはどんなことがあってもマイナス発言をしない。言葉に出してマイナスな発言をしないようにしてください。
3ホールができるようになったら4ホール、5ホールと増やしてください。そして最終的には18ホール通してマイナス発言をしないように。
18ホールができるようになったら次は、コース以外の場所です。ランチ休憩中やコースへ行くまでの車中でもマイナス発言をしないと意識して下さい。
そしてラウンドの日ではなくても同じです。打ちっぱなし練習場で練習するときも同じです。
次は発言だけではなく思想もです。マイナスの発言をしないようになってきたら次は、マイナスの考えをしないようにすることです。
これは発言を抑えるよりも難しくなります。最初は無理矢理でもいいので、プラスの考えをして下さい。
これも最初は頭がパンクしそうになると思います。発言と考えからマイナス要素を根本から排除します。プラス人間にします。
マイナス思考⇔マイナス発言⇔パフォーマンスというのは悪循環します。この悪循環を防がなければいけません。