私のゴルフの師匠はジョン・ブラッドリーという方です。80歳のおじいちゃんです。
彼の息子のマイケル・ブラッドリーはPGAツアー選手で、PGAツアーを通算2勝している選手です。
私は、渡米した14歳から本格的にゴルフを始めましたが、14歳から日本に帰国する24歳まで10年間、このジョンさんにスイングを見てもらっていました。
今でも一番最初のレッスンで言われたことを鮮明に覚えています。
この10年間で何度レッスンを受けたか数え切れませんが、この10年間で私はジョンさんからスイング面でたった一つのことしか言われていません。たった一つの理論だけです。
このたった一つの理論で私のスイングは作られました。

24歳で私はツアー選手になることを諦め、日本へ帰国することを決めました。帰国する前日、私はジョンさんに会いに行きました。
別れ際、彼に「ゴルフは人生の中の1つの要素であって、ゴルフはあなたの人生すべてではない」と言われました。
それまで10年間、ゴルフを中心に生活していた私には信じられない言葉でした。
そして「どうしてツアー選手を諦めて帰国する今の私にそのようなことを言うのか」と彼の意図することが全くわかりませんでした。
何か深い真髄のようなものがあったのかもしれませんが、正直今でも彼が私に何を伝えたかったのかわかりません。