私のレッスンでは生徒のゴルフゲームの現状把握に重点を置いています。
レッスンの初めに「現在の調子はどうか」「現在どのようなミスがでるか」「直近のラウンドはどうだったか」をディスカッションします。
トータルのスコアが悪い時というのは個々のホールでティーグランドからカップまでの打数が多いということになります。ティーグランドからカップまでの打数が多いということは、それぞれのショットの球筋が安定していない、曲がるということです。
球筋が安定しない、曲がるということはクラブヘッドの動きが安定していない、良くないということになります。
クラブヘッドの動きが安定しない、良くないということは、クラブを動かしている体の動きが良くないということになります。
そしてここで「どのように体の動きがよくないか?」と初めてスイングの技術的なレッスンが始まります。
レッスンでは、現状把握のディスカッションをしてから現在のスイングを撮影しチェックします。
撮影したスイングを一緒に見ながら「現在のスイングはどうか」「どうしてミスがでるか」を解説します。そして「現在このように動きがあるので、このようなミスが出る」というスイングと球筋の因果関係を説明します。
現在の良くない体の動きとクラブヘッド、球筋の因果関係がわかった上で、これからの理想の動きを説明し、具体的な改善点を提示します。
最初に理想の動きの理論を説明し「頭」で新しい動きを理解します。次にドリルなどを使って「体」で体得する練習をします。新しい動きを「体得」するのは、「頭」で動きを理解するよりも時間がかかります。
言うまでもありませんが、ゴルフでは「良いスコアでラウンドする」というのが大きな目標です。
スイングを作っていく中で、とりあえずスイングの何かを変えたらスコアが良くなるという順番ではなく、現在のスコアや球筋を分析し、その現状に応じてレッスン進行させることが重要になります。
スイング作りは「良くないスコア」という結果から始まります。「良くないスコア・良くない球筋」から逆算させてスイングを作っていきます。
この順番を間違えなければスイング作りの過程で遠回りを防ぐことができます。